マザーグース学会研究誌の目次
過去15回発行しました。その目次を掲載します。研究誌をご希望の方は、
事務局までご連絡ください。1冊1000円でお分けします。
なお、タイトル末尾に「PDF有」とあるものは、リンク先ページで全文または一部を掲載しています。
※『マザーグース研究』は、国立国会図書館のほか、東京都立多摩図書館、大阪府立中央図書館国際児童文学館、
法政大学多摩図書館でも、第1号から所蔵しています。これらの図書館に、下記論文の複写を申し込むこともできます。
各図書館への申込方法については、ページ末に記しました。
★投稿される会員の方へ:執筆規定のページから申込用紙、割り付け用紙等をダウンロードしてください。
マザーグース研究 第15号 2024年3月 発行 |
●研究論文 |
(1) |
Kittens with Mittens: Notes on Early Versions of "Three Little Kittens," with Special Reference to Anthropomorphism(Yumi Sato)
キトンとミトン−「3匹のこねこ」の初期文献に関して−擬人化を中心に 佐藤 由美
|
p.1 |
●教育実践論文 |
(1) |
マザーグースを通した幼児保育学科学生の学び−英語に対する意識の変容−(馬郡 敏美)
Pre-Service Nursery Schoolteachers' Learning Through Mother Goose: Transformation of Attitudes Toward English Harumi Magoori
|
p.21 |
●研究ノート |
(1) |
‘Dr. Fell’の唄に関する一考察−なぜ初出の詞句が間違って伝わったのか−(藤野 紀男)
A Study of the ‘Dr. Fell’ Rhyme: Why Haven't It's Original Words Been Handed Down to US? Toshio Fujino
|
p.41 |
(2) |
歌の活動をするためのTotal Physical Responseによるマザーグース活用に関する教育実践事例報告−保育者をめざす学生にマザーグースを紹介する試み−(石濱 博之)
A Practical Use of Mother Goose as Songs for Training Nursery School Teachers Through the Total Physical Response Approach: A Trial to Introduce Mother Goose, etc. to Junior College Students
Hiroyuki Ishihama
|
p.53 |
(3) |
最古のナーサリー・ライム集成はどんな本か−失われたTommy Thumb's Song Book (1744)を推理する−(高屋 一成)
What Was the Earliest English Nursery Rhyme Collection Like?: The Contents of the Lost Tommy Thumb's Song Book (1744) Kazunari Takaya
|
p.73 |
●学術資料 |
(1) |
竹友藻風訳の原詩推定 その3(鈴木 直子)
Estimating original Mother Goose rhymes translated by Sofu Taketomo (Part 3) Naoko Suzuki
|
p.99 |
|
マザーグース研究 第14号 2022年3月 発行 |
●研究論文 |
(1) |
教育と娯楽の融合によるマザーグースの誕生(高屋 一成)
The Birth of Nursery Rhymes from "the wedding of instruction to delight" Kazunari Takaya
|
p.1 |
(2) |
マザーグース“Hey Diddle Diddle”はどう翻訳されてきたか −北原白秋訳から機械翻訳まで−(夏目康子)
A Comparative Study of Japanese Translations of “Hey Diddle Diddle”: From Hakushu Kitahara's Translation to \machine Translations
Yasuko Natsume
|
p.21 |
●教育実践論文 |
(1) |
マザーグースの活用における英語の音声、韻律と異文化学習の効果 −保育英語の授業実践に焦点をあてて−(赤松 直子)
Learning English Prosody and Culture Through Mother Goose Rhymes: Pedagogical Research in Students of Early Childhood Care and Education
Naoko Akamatsu
|
p.43 |
●研究ノート |
(1) |
倉橋惣三とマザーグース −『キンダーブック』マザー・グース号に着目して−(永井 泉)
Souzou Kurahashi's Thoughts on Nursery Rhymes: Focusing on the Themed Issue on Mother Goose in the Picture Magazine Kinder-Book
Izumi Nagai
|
p.77 |
(2) |
Tommy Thumb's Song Book (1744) の復元の試み(藤野 紀男)
An Attempt To Reconstruct Tommy Thumb's Song Book (1744) Toshio Fujino
|
p.97 |
(3) |
「バビロンまで何マイル?」の唄覚書(松村 恒)
Remarks on the Nursery Rhyme “How Many Miles to Babylon?” Hisashi Matsumura
|
p.111 |
|
マザーグース研究 第13号 2020年3月 発行 |
●論文編 |
(1) |
北原白秋の童謡「真夜中」にみるマザーグースの影響−物の中に「小人」がいる想像世界−(永井 泉)
The Influence of Mother Goose's Nursery Rhymes on the Children's Song "Mayonaka" by Hakushu Kitahara
−Focusing on the Imaginary World of Little People Who live inside Things− Izumi Nagai
|
p.1 |
(2) |
New Horizons of the Research on the Oldest Existing Collection of English Nursery Rhymes,
Tommy Thumb's Pretty Song Book (1744), and What Might Lie Beyond Them −Reading Nurse Lovechild's Legacy (2013)
by A. Immel & B. Alderson− [英文](Kazunari Takaya)
現存最古のナーサリー・ライム集成『トミー・サムのかわいい唄の本』(1744年)の最新の研究成果と今後の課題
−A・インメル、B・オルダーソン共著『ナース・ラブチャイルドの遺産』(2013年)を読んで− [和文併記] 高屋 一成
|
p.19 |
●研究ノート |
|
谷川俊太郎訳『マザー・グースのうた』(草思社)の原詩出典絵本について(鈴木 直子)
A List of References on Picture Books of the Original Rhymes of "Maza Gusu no Uta" (Soshisha) Transrated by Shuntaro Tanikawa Naoko Suzuki
|
p.46 |
|
マザーグース研究 第12号 2018年3月 発行 |
●論文編 |
(1) |
保育者養成課程における英語教育:マザーグースがもたらす学習効果[英文](赤松 直子)
How Nursery Rhymes Contribute to EFL Learners in Early Childhood Teachers Training Naoko Akamatsu
|
p.1 |
(2) |
北原白秋の翻訳童謡におけるナンセンスとユーモアの重視 −西條八十との対立に注目して−(ナーヘド・アルメリ)
The Importance of Nonsense and Humor in the Children's Songs Translated by Hakushu Kitahara, as Means to Oppose Yaso Saijo
Nahed Almeree
|
p.19 |
●研究ノート |
|
白秋のマザーグース翻訳における「内部」への関心(永井 泉)
Hakushu Kitahara's Instant in Descriptions of the Inside of Various Objects and His Translation of Mother Goose's Nursery Rhymes
Izumi Nagai
|
p.43 |
●資料編 |
(1) |
レディバード・ブックスのナーサリー・ライム絵本の年代比較(鈴木 直子)
A Comparison of Illustrations among Different Editions of the Three-Book Set of "Nursery Rhymes" Published by Ladybird Books
Naoko Suzuki
|
p.55 |
(2) |
『マザーグース初期邦訳本復刻集成』索引作成の試み(高屋 一成)
An Attempt at Making Indexes to Early Japanese Editions of Mother Goose Kazunari Takaya
|
p.71 |
|
マザーグース研究 第11号 2016年1月 発行 |
(1) |
"A Learned Song"のMother Goose's Melody の版による相違 (安藤 幸江)
On the Differences between the Editions of Mother Goose's Melody Yukie Ando
|
p.1 |
(2) |
「馬」のマザーグース −大会展示絵本を中心に− (鈴木 直子)
Mother Goose's Nursery Rhymes about "Horses"
−Focusing on the Picture Books Displayed at the 13th Biennnial Meeting of the Mother Goose Society of Japan− Naoko Suzuki
|
p.13 |
(3) |
「ロンドン橋」の受容と伝承における希少例 ―昭和初期の静岡県印野地区についての調査研究― (芹澤 美奈子)
An Invitation on the Lore of the Song ‘London Bridge' Sung in the Inno Region,
Shizuoka Prefecture, during the Eary Showa Period Minako Serizawa
|
p.29 |
(4) |
白秋訳『まざあ・ぐうす』書誌と解題 (高屋 一成)
An Annotated Bibliography of Maza Gusu,
a Japanese Translation of Mother Goose's Nursery Rhymes by Hakushu Kitahara Kazunari Takaya
|
p.43 |
(5) |
ポターのマザーグース伝承 ―『グロスターの仕たて屋』を中心に― (寺前 早苗)
Beatrix Potter and Mother Goose's Nursery Rhymes −Viewed from The Tailor of Gloucester− Sanae Teramae
◆PDF有 |
p.63 |
(6) |
大正期の童謡論におけるマザーグース ―神話学者・松村武雄の見解と反響― (永井 泉)
Mother Goose's Nursery Rhymes in an Essay on Children's Songs during the Taisho Period
−Focusing on View of Mythologist Takeo Matsumura and the Responce of It− Izumi Nagai
|
p.77 |
|
マザーグース研究 第10号 2014年5月 発行 |
●論文編 |
(1) |
小学校外国語活動における話題に関連するマザー・グースの分類とその一つの授業実戦事例 (石濱 博之・稲福 麻澄) |
p.1 |
(2) |
"Two little dogs sat by the fire"とTurnspit Dog (安藤 幸江) |
p.21 |
(3) |
すべてはOtogiutaからはじまった ―マザーグースの受容史研究事始― (高屋 一成) |
p.33 |
(4) |
プロヴァーブ・ライムズをめぐって ―口承伝承の中で交錯する領域― (松村 恒) |
p.41 |
●資料編 |
(1) |
竹友藻風の原詩推定 その2 (鈴木 直子) |
p.51 |
(2) |
マザーグース絵本に見るベストライム調査 (鈴木 直子) |
p.73 |
|
マザーグース研究 第9号 2010年3月 発行 |
●<特集> マザーグースの舞台を訪ねる旅 |
(1) |
マザーグース・ツアーを終えて マザーグース学会会長 (藤野 紀男) |
p.1 |
(2) |
ツアー参加者一覧 |
p.1 |
(3) |
旅行の概要 |
p.2 |
(4) |
旅程表 |
p.2 |
(5) |
「マザーグースの舞台を訪ねる旅」の記録 (鈴木 直子) |
p.4 |
(6) |
マザーグース・ツアーに参加して (石嶋 妙子) |
p.10 |
●論文編 |
(1) |
Tommy Thumb's Song Book の"Mistress Mary" の"Sing Cuckolds all a row" について (安藤 幸江) |
p.11 |
(2) |
近代日本の歌謡とまざあ・ぐうす ―翻訳を通しての白秋の童謡観の形成をめぐって― (平 辰彦) |
p.23 |
(3) |
マザーグースと『金の船』≠『金の星』 (高屋 一成) |
p.34 |
(4) |
北原白秋の「科学的童謡」にみられるマザーグースの影響 (田中 泉)
◆PDF有 |
p.51 |
(5) |
マザーグースにおける奇想天外な構想力 ―道具とアルファベットの擬人化を中心に― (陳 筱燕) |
p.63 |
(6) |
マラルメのナーサリーライムズ集について (松村 恒) |
p.81 |
●資料編 |
(1) |
竹友藻風の原詩推定 その1 (鈴木 直子) |
p.95 |
(2) |
英語圏の児童文学に現れたマザーグース用例の一考察 ―SSS英語多読方式からのアプローチ― (弘山 貞夫)
◆PDF有 |
p.108 |
|
マザーグース研究 第8号 2008年3月 発行 |
●<特集> 追悼・平野敬一先生 |
(1) |
マザーグース学会追悼の言葉 マザーグース学会会長 (藤野 紀男) |
p.1 |
(2) |
追悼文集 (安藤 幸江、大道 友之、平 辰彦、高屋 一成、中山 克郎、夏目 康子、弘山 貞夫、宮垣 弘) |
p.2 |
(3) |
平野敬一先生の訃報(朝日新聞より) |
p.12 |
(4) |
平野敬一先生の経歴(作成・鈴木 こずえ) |
p.12 |
(5) |
平野敬一先生の業績一覧[マザーグース関係](作成・鈴木 直子) |
p.15 |
●論文編 |
(1) |
文弥と『おとぎの世界』とマザーグースと (高屋 一成) |
p.20 |
(2) |
心理療法に貢献するマザーグース (松村 恒) |
p.37 |
(3) |
イギリス人のナーサリーライム温度 (井田 俊隆) |
p.46 |
(4) |
アメリカ・マンガの中の「マザーグース」 (弘山 貞夫) |
p.65 |
●資料編 |
(1) |
戦後「世界児童文学全集」におけるマザー・グース訳 (鈴木 直子) |
p.83 |
(2) |
白秋『まざあ・ぐうす』草稿ノートの活字起こし (高屋 一成) |
p.108 |
|
マザーグース研究 第7号 2005年12月 発行 |
●論文編 北原白秋の『まざあ・ぐうす』特集 |
(1) |
白秋『まざあ・ぐうす』の諸本の異同について (植草 裕子) |
p.1 |
(2) |
白秋童謡館の『まざあ・ぐうす』草稿原稿における訳語考 (平 辰彦) |
p.17 |
(3) |
なぜ『まざあ・ぐうす』か ― 白秋の「英國童謡集」再考 ― (高屋 一成) |
p.31 |
(4) |
北原白秋の伝承童謡研究の意義 (松村 恒) |
p.51 |
●資料編 |
(1) |
谷川俊太郎のマザー・グース翻訳の比較 (鈴木 直子)
◆PDF有 |
p.58 |
(2) |
Brief Communications (松村 有美・恒) |
p.73 |
|
マザーグース研究 第6号 2004年3月 発行 |
●論文編 |
(1) |
マザーグース・イン・カトゥーンズ:『ザ・ニューヨーカー』のカトゥーニストとゲーリー・ラーソンのマザーグースの引き継ぎ方
(小泉 純一) |
p.1 |
(2) |
小林一茶のハイクとマザーグース ― R.H.ブライスの俳句の翻訳をめぐって― (平 辰彦) |
p.14 |
(3) |
マザーグースのフランス語訳に見られる言語遊戯 (松村 恒) |
p.28 |
(4) |
バラッド、ナーサリーライムズからフォークロックへ ―「スカボロ・フェア」の淵源 ― (松村 恒) |
p.36 |
(5) |
マザーグースを取り入れた歌の活動の一事例 ―小学校英語活動における授業実践から ― (石M 博之)
◆PDF有 |
p.46 |
●資料編 |
(1) |
『マザー・グース』を特集した市販雑誌の総目次(特集部分のみ) (鈴木 直子) |
p.52 |
(2) |
マザー・グース研究初心者のためのブックガイド ―購入可能な資料を中心に ― (鈴木 直子) |
p.69 |
|
マザーグース研究 第5号 2002年3月 発行 |
●研究論文 |
(1) |
北原白秋の創作童謡と翻訳童謡『まざあ・ぐうす』の比較研究 (平 辰彦) |
p.1 |
(2) |
ビートルズとマザーグース (鳥山 淳子) |
p.18 |
(3) |
Light Verseとしてのマザーグース ―エイミスのLight Verse集を中心に (夏目 康子) |
p.38 |
(4) |
"Bye, baby bunting"の唄の変遷 (松村 恒) |
p.45 |
(5) |
マザーグースの語りの文法 (松村 恒) |
p.54 |
(6) |
マザーグースと遊び唄 ―マザーグースの「生きた伝承」をもとめて (美濃部 京子) |
p.60 |
|
マザーグース研究 第4号 2000年3月 発行 |
●論文編 |
(1) |
『6ペンスのうた』の絵本と挿し絵 ―クレイン、コルデコット、グリーナウェイの比較 (夏目 康子) |
p.1 |
(2) |
マザーグースとバラッド (美濃部 京子) |
p.13 |
(3) |
マザーグースと昔話 (美濃部 京子) |
p.24 |
(4) |
子どもたちのアイリッシュ・ジョーク (河野 賢治) |
p.35 |
(5) |
On the "Hush-bye-baby" Rhyme (志鷹 道明) |
p.41 |
●資料編 |
現代英米オセアニア児童文学の中のマザーグース用例 (鈴木 直子) |
p.44 |
|
マザーグース研究 第3号 1998年1月 発行 |
●研究論文 |
(1) |
フィネガンズ・ウェイクの中のマザーグース (河野 賢司) |
p.1 |
(2) |
ジルは誰であったか ―Jack and Jillの起源を求めて― (田中 妙子) |
p.11 |
(3) |
児童文学の中のマザーグース ―その現れ方と引用の意図― (鳥山 淳子) |
p.24 |
(4) |
"Old Mother Hubbard" の唄の系譜 (夏目 康子) |
p.37 |
(5) |
Mother Goose's Melodies for Children, or Songs for the Nursery に関する一考察 (藤野 紀男)
|
p.50 |
(6) |
教室で楽しむマザーグース ―中学生の音声指導 (吉沢 郁生) |
p.58 |
|
※以前の第3号目次は、編集部の手違いで間違った内容を掲載していました。
お詫びして訂正いたします。(2016.12) |
マザーグース研究 第2号 1996年3月 発行 |
序文 (藤野 紀男) |
p.1 |
●論文 |
(1) |
アメリカのマザーグース (安藤 幸江) |
p.2 |
(2) |
マザーグースの中に描かれたおばあさん考 (田中 妙子) |
p.15 |
(3) |
マザーグースという呼称についての覚え書き (鈴木 直子) |
p.33 |
(4) |
映画の中に浮かび上がるロンドン橋のイメージ (鳥山 淳子) |
p.42 |
●資料 |
(1) |
映画に使われたマザーグース・リスト (鳥山 淳子) |
p.52 |
(2) |
中学・高校教科書に扱われているマザーグース (鳥山 淳子) |
p.57 |
(3) |
アニメーションに出てくるマザーグース作品 (渡辺 泰) |
p.59 |
(4) |
外国映画の題名に出てくるマザーグース作品 (渡辺 泰) |
p.64 |
|
<図書館に複写を申し込むには>
学生の方は、自分の属する大学の図書館を通して、他大学の蔵書の複写依頼ができます。自分で直接申し込まなくても、
大学図書館同士なら、図書館が代行申込みをしてくれます。参考として、
法政大学多摩図書館の
他大学の学生・教員向けの利用案内をご覧ください。
一般の方は、公立図書館に複写申込みができます。
国立国会図書館への複写申込みには、
登録利用者になる必要があります。
都立図書館への複写申込みは、
電話、文書、メールからできます。メール申込みは、東京都在住の個人の方からのみ受け付けています。
国際児童文学館への複写申込みは、
文書、FAX、Webからできますが、Web申込みのためには、
利用登録が必要です。
トップページへ
|